hokama kiyomi

ココナッツマイスターセミナーで印象に残った事

今まで、油脂類は『酸化』が最大の課題だと思っていました。

酸化しない油脂類となれば当然飽和脂肪酸ですが、飽和脂肪酸は酸化はしないが動脈硬化の原因になると思っていたので、自分の中では”対象外”でした。

だから、一価不飽和脂肪酸であるオリーブオイルが一番ましで、あとはと にかく抗酸化作用のある野菜などをしっかり摂ることだと思っていました。

ところが、ココナッツオイルは飽和脂肪酸ですから酸化はしないし、唯 一『中鎖脂肪酸』という直ぐにエネルギーとして使われる油脂で、体内に蓄積もせず、動脈硬化にもならないという事が分かり、こんな画期的な油脂を何故今まで知らなかったのだろうと残念な思いさえしました。

しかも、ブドウ糖やタンパク質より優先してエネルギーになるという理想の油脂です。

また、ココナッツオイルはHDLコレステロール値を上げ、LDLコレステロールとの比率を下げるということでした。これは、高脂血症者には薬より根本的な改善が出来る油脂ということが言えます。

この話を帰宅後主人にしましたが、主人はやはり妻の言う事より、医者の 言う事の方が正しいと思っており、まんまとコレステロール抑制剤産業のワナにハマったままでおります。

家ではとにかく使う油をココナッツオイルに変えますが、医者の言う事しか信じない人にどうやって分からせるかが課題なのかもしれません。

ケトン体質のお話も印象的でした。

ケトン体質になれば、体内の脂肪は燃焼するようになる。ケトン体質になるには、糖質を1日50gに抑えなければならないということで、ご飯好き、甘いもの好き、酒好きの人には慣れるまでは辛いかもしれません が、ケトン体質を手に入れる事が現代病すなわち、癌、アトピー、アレルギー、糖尿、腎臓病、動脈硬化、肥満、アルツハイマーなどの症状を 改善する鍵となると思いました。

特に、アルツハイマーの件には感動しました。海馬がやられるとアルツハイマーになるとのことでしたが、弱っている細胞でもココナッツオイルでケトン体からのエネルギーを供給してやると、細胞は回復するという のは物凄い事だと思います。全国のアルツハイマー患者がこれを取り入れれば、いや、アルツハイマーだけではなく、糖尿患者、癌、脳・心筋 の血管疾患者など、「全ての人が一刻も早くココナッツオイルを口にすれば生活習慣病は劇的に終焉を迎え、皆健康で居られるのに。」という思いでいっぱいです。

ただ、生活習慣病の一番難しいところは、好きなもの、食べたいものを我慢できるか、というところでしょう。皆ある程度は分かっているし、良く無いとは思っていても、食べたいという気持ちに負けてしまうのです。

ですが、人間には知性と理性があります。食べたいだけ食べ、挙げ句病になるという実態から抜け出すには、まず、「知る事」。知れば理性が働き、欲求に歯止めがかけられるでしょう。そのためには、1人でも多くの人に知ってもらう事、良さと必要性を地道 に伝える事かと思います。

また、オイルプリングのお話しも興味深かったです。美容や口腔ケアにも効果があり、健康と美しさの両方を手に入れられるのもココナッツオイルの素晴らしさだと思います。

今後はココナッツオイルをどしどし使って、効果を実感し、その様子などを投稿したりしてコミュニティーにも貢献していきたいと思います。

早速、ココナッツオイルを使ったパウンドケーキを作りました。マーガリン、ショートニングはこれまでも使っていませんでしたが、オリーブオイルをココナッツオイルに置き換えるだけでさらに健康的なケーキが作れるので安心して食べられます。

レシピもご紹介したいと思います。

材料

小麦全粒粉 100g

ココナッツオイル 100cc

全卵 2個

ベーキングパウダー 小さじ1

ドライプルーン 2粒(刻む)

黒糖 大さじ1

クルミ 3個(刻む)

炒りごま 大さじ1

きな粉 大さじ1

スキムミルク 大さじ1

全てをボウルに入れて混ぜ合わせ、ケーキ型に入れ180℃のオーブンで35分ほど焼いて出来上がり。

小麦全粒粉をココフラワーに、黒糖を花蜜糖にすればもっと良いと思います。

那覇市

外間 喜代美