shino mika

マイスター講座を受講して

私はココナッツマイスターコースを受講して印象深かった事は、自分が典型的な糖体質であるというのを知った事です!

そしてショックだったのは、自分は食欲に支配されているという事!

先生の質問で、会場には昨夜から食事をしていなくても大丈夫という人が数人いらっしゃいました。私にはとても信じられない事です。

私はアレルギーがある為偏食で、とくに肉・魚が嫌いです。いつも食べているのはほとんどが炭水化物で野菜も糖質の多いいも類などです。パンやお菓子が大好きです。仕事が夜遅くに終わっても、何か食べないとイライラして寝れないので、コンビニでおにぎりやパンを買って帰り、少しで済ませるつもりが食欲に火がつき、深夜なのに結局ドカ食いしてしまう…。

ストレスがたまっているせいかなと、自分を許し、当然太り、ダイエットを試みて、それもストレスの原因になるという、そのくり返しの生活です。

ダイエットを気にしているので、油は使わない料理をして、購入する食品はカロリーオフ、植物性のマーガリンや糖質オフを謳っている物。体は、体脂肪がとても多く、筋肉が少なく、血行が悪くて冷えやすい。

自分というものを客観視することができました。

マイスターコースで脂質が体や脳に必要な事を学び、目からウロコが落ちました。そして、食への関心が深まりました。

今迄、流行の情報に乗せられては試し、飽きて忘れ、新しい物に飛びついては忘れ…のくり返しでした。

正直な話、ココナッツオイルもその中のひとつでした。

しかし、今回縁あって私に勉強の機会を与えて頂き、大変感謝しています。

長年かけて身についた習慣を変えるのは難しいですが、食べているものがその人を作るという事を肝に銘じ、変化を楽しんでみたいと思います。

炭水化物と糖質を減らしてココナッツオイルを摂る食事に変えて、食欲の支配からは少し解放されてきたように思います。

もうひとつ、私が最近気になっている事と、ココナッツオイルが結びついた事があります。現在問題になっている、ポリファーマシーと残薬の問題です。認知症や独居老人などとも深く関わっていると思いますが、本人も周りの家族も健康上の不安を通院と投薬で安心する。いろいろな病院に行き、各々で薬をもらい、余分にもらって家に貯めこんでしまう。

痴呆や独居だと気付く人が居なくて誤飲や飲み合わせが悪く、かえって体調を崩してしまう事になります。正しい知識と食事から栄養素が摂れていれば、このような問題の改善にもつながると思います。

他にも孤独から来る不安感や、人のつながりの薄さなども原因になるとは思いますが、「薬より養生」と言われるように、体を作るのはまず食であって欲しいと思います。

良い物を、正しく楽しく、美味しく食べて、皆が笑顔で食卓を囲み、安全で心身共に豊かな世の中になって欲しいと思います。

その為に私が何かできると良いなと思います。

 

府中市

椎野美香