ココナッツオイルで作る「アホエンオイル」

初めてココナツオイルを口にしてみて、油を食べる習慣がありませんでしたから正直非常に違和感がありました。

キューブ状のココナッツオイルにココナッツの花蜜糖が乗せられていましたが、頭の中では「油の固まり・・・」受け入れがたい気持ちは確かでした。(今ではこんな素晴らしいオイルはないと確信しています。)

同じようにココナッツオイルを知らない方にココナッツオイルのキューブ状を食べていただくと不思議そうな顔をされます。「油なのに脂っこくない!」「癖がなく匂いが気にならない」と言ってくれます。でも、まだまだ認知度は低いと思います。

中年層は油をあまり使わない、興味はあるが高い、匂いが気になる、どの商品を選んでよいかわからない、試しに買うには量が多い、などのご意見をいただきました。使われているという人は数人・・・。」

人間にはどれだけ良い脂が必要なのか、その上でこのココナッツオイルがどんなに素晴らしい役割を成しているのか、料理の他に様々な活用方法があること(オイルプリング・フローリング磨き等)も伝えていきたいです。

先日、脳判定をしてくださるK病院の脳外科部長S先生との出会いがあり、その先生から「アホエンオイル」が身体の活性化に良く、元気になるよ!とのお話をいただきました。

そのアホエンオイルとはオリーブオイルにニンニクのエキスを抽出させて作るそうで、「オリーブオイルの代わりにココナッツオイルが良いのでは?」とお勧めしたところ「効能は濃度を測る必要があるのでわかりませんが遜色はないと思われます。」と言われ、お試ししていただけるとの回答をいただきました。

アホエンとは1984年に発見されたニンニクに含まれる成分の一つで、血小板魏集抑制作用があると話題になりました。アホエンとはスペイン語で、アホはニンニクを意味し、そのアホエンの先駆者ベネズエラの研究者に敬意を表して「アホエン」と呼ぶようになったそうです。

アホエンは生のニンニクや普通の加熱調理したものからは摂取できません。生のニンニクや玉ねぎには硫化アリシンが含まれています。アリシンは疲労回復・風邪予防・美肌・殺菌作用・抗ウィルス・血圧低下・冷え性改善などに優れた効果があり、天然の抗生物質とも呼ばれています。

そのアリシンを低温の油で熱することにより、分解・重合反応をおこし「アホエン」という成分に変化します。動物実験でも神経細胞の突起を増やし、脳の活性化を促し老化の予防ができる作用が判明されました。

[アホエンオイル作り方]

ココナッツオイル 100CC/ニンニク2片

小なべにお湯を沸かし 耐熱容器に入れたココナッツオイルを湯銭にかけ温まったら(50~80℃)ニンニク(微塵霧又はすりおろし)を入れ余熱で冷まします。その後ニンニクは取り除きアホエンオイルの出来上がりです。

* 豚汁・サラダのドレッシング・パスタに和えてアラビアータ・トーストに塗ってガーリックトースト等美味しく召し上がれます。

* アホエンオイルは加熱しますとアホエンが消滅してしまうので要注意です。

* 1日小さじ1杯程度

* 冷暗所で1か月位保存できます

* 食後のニンニク臭ケアも忘れずに・・・100%リンゴジュース・緑茶・乳製品牛乳・特におすすめはヨーグルト

本などでは、オリーブオイルや米オイル使用でしたが、やはり酸化しにくい高性能「ココナッツオイル」で作るのが最高だと思いました。ちょっと匂いが残るのがたまに傷ですが、健康で元気に生活できる為の一つの手段として活用できるかと思いました。

私の健康チェック法の一つとして「エキストラバージンココナッツオイル」を毎夜飲んでいます。風邪をひくと喉から来るので、体調が悪い時は喉にいがらっぽさが残ります。

就寝前の入浴時と朝起きて歯磨き前にココナッツオイルで「オイルプリング」をするように心がけています。(寝る前にオイルプリングをすると翌朝の口内のネバネバ感がありませんね)

まだまだ勉強不足かと思いますが、これからもココナッツの出会いを大切にその魅力を多くの方々へ広めていきたいと思います。